福祉ライブラリー 福祉ライブラリー・NEWS

香川県社会福祉総合センター
福祉ライブラリー・NEWS
NO.332
2025.5


青葉を渡る風がさわやかな季節となりました。
公園のつつじが満開で、季節の風情を感じますね。
福祉ライブラリー探検隊
福祉ライブラリー 書籍コーナーのご紹介!
今月は「芸術・言語」コーナー
  鹿の助くん
「鹿の助(かのすけ)くん」

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「カラー新書 入門 日本美術史」
著/山本陽子
 日本美術史の流れには、外来文化をひたすら取り入れ真似する時代と、それを熟成させる時代の大きな波があります。ほっそりした飛鳥仏も、金箔べったりの屏風絵も、すべての名作はそうした時代の波の中から、登場してきました。目からウロコの楽しい知識満載の、日本美術史入門書です。

「絵本とは何か 起源から表現の可能性まで」
著/松本猛
 絵とテキストの融合によって生みだされる総合芸術の1ジャンルである絵本。半世紀にわたって絵本の文化的価値を唱えつづけてきた著者が、国内外の数多くの作品を取り上げながら、古代から現在までの絵本の歴史をたどり、多様な表現の技法やスタイル、テーマを解説しています。絵本の魅力が詰まった渾身の1冊です。

「みまもりねこ」
著/村山早紀,絵/坂口友佳子
 街のちいさな公園のベンチに、人々を見守る、幸せなねこがいました。けれど、ねこはもうおばあさん。みんなにお別れをいう日が近づいてきました。でもたったひとつだけ、気がかりなことがありました。それは、いつもひとりぼっちで泣いている女の子のことで…。

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男女共同参画コーナー
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10代のうちに考えておきたい 

ジェンダーの話

著/堀内かおる
 1963年生まれ。横浜国立大学教育学部教授。専門は家庭科教育学、ジェンダーと教育。「自立」のための教科である家庭科の可能性を確信し、教員養成と家庭科に対する意識啓発に尽力。最近の関心は、中学・高校生に対する出前の模擬講義。著書に『人生の答えは家庭科に聞け!』、『家庭科教育を学ぶ人のために』などがあります。
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 「女子は理系が苦手、男子は文系が苦手」「男子は青系が好き、女子はピンク系が好き」って誰が決めたのでしょう?社会的につくられる性別概念であるジェンダーから見えてくる、現代社会の様相を取りあげ、その課題を探ります。すべての人が自分らしくいられるために、多様性を認め合う社会とはどうあるべきなのかを考察した1冊です。




〜福祉ライブラリーからのお知らせ〜

1. 1人が1度に借りることができるのは、図書10冊と視聴覚資料4点までです。
2. 貸出期間は図書も視聴覚資料も2週間以内
3. 開館時間は、月〜金 10:00〜18:00
4. 休館日は、土曜日・日曜日・祝日と、12/29〜1/3資料整理日です。




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